90度回転可能なパネル操作部

表示パネルを90度回転できる構造になっているので、作業環境に応じて縦方向あるいは横方向で使用することが可能です。

電流容量拡張用スレーブ専用機を準備

電流拡張用スレーブ機を組み合わせることで、最大3200Wまでの電力拡張が可能です。

3点プリセットメモリ

3点のプリセットメモリに電圧・電流の設定値の記憶と呼び出しができます。

OUTPUT OFFタイマー機能

任意に設定された時間が経過すると自動的に出力をOFFします。時間は10分単位で最大99時間50分まで設定可能で、残り時間が5分以下になると機能LEDが点滅しお知らせします。

シーケンス機能

別売オプションのコントロールボード（IF-60GP、IF-60RU）を経由してコンピュータから最大99ステップのシーケンスプログラムを登録できます。登録されたシーケンスプログラムは電源単体でのパネル操作またはコンピュータ操作により実行できます。
シーケンス作成用アプリケーション(フリーソフト)はホームページよりダウンロードできます。

キーロック機能搭載

KEY LOCKキーを長押しすることで、キーロック状態になります。OUTPUTのみON→OFFの操作は可能です。（OFF→ONはできません。）リモート動作時もキーロック状態になりますが、KEY LOCKキーを長押しすることで、ローカル操作へ切り替えることもできます。
※リモート動作時キー操作によるローカル状態への移行を禁止することも可能。（ローカルロックアウトコマンド）

リモートセンシング機能

出力端子から負荷までの配線による電圧降下分を補償します。
（補償電圧範囲：片道1V）

定電力（CP）制御

定電圧（CV）制御、定電流（CC）制御に加え、定電力（CP）制御を搭載している為、任意の電力を供給する場合や、負荷側に過大な電力が印加されるのを防止するリミット機能としても使用可能です。

Hi-Ω機能

PSF-Lシリーズには出力端にコンデンサが接続されており、OUTPUT OFF時にその電荷を放電させるためのブリーダ回路が搭載されております。Hi-Ω機能をONすると、ブリーダ回路がOFFになり、OUTPUT OFF時に接続されているバッテリやコンデンサ、電池等の放電を少なくできます。
※PS-Aシリーズに搭載されているHi-R機能と能力に違いがあります。

電圧・電流モニター出力

出力電圧および出力電流を0～約10Vの電圧でモニタすることが可能です。

マスタースレーブ動作(PSF-400L2は除く）

並列接続では4台（最大3200W）、直列接続では同一機種2台のマスター・スレーブ動作ができます。オプションのパラレル信号接続ケーブル・シリーズ信号接続ケーブルで簡単に接続でき、マスターに加算された表示で使用できます。

力率改善、ワールドワイド入力

力率改善回路を搭載し定格出力時の力率は0.99です。入力電源はAC100V～240Vのワールドワイド対応となっています。

スロットINインタフェース

本体購入後でも拡張可能なPCインタフェース・コントロールボードを用意しています。標準搭載されているアナログコントロールユニットを取り外し、IF-60シリーズを装着することで、USB,RS-232C,GP-IBでデジタル制御が可能になります。

RS-232Cを使用する場合は市販インターリンクケーブルが必要となります。そのほかのクロスケーブルは使用できませんのでご注意ください。

PSF-400L 2台分の出力を1台にまとめたPSF-400L2

PSF-400L2はPSF-400L ２台分に匹敵する能力を持った2出力モデルです。各出力は絶縁されているので、2種のデバイスの同時評価や異なる電圧・電流での使用、直並列による800W出力など、様々なシーンでフレキシブルに使用可能。

●トラッキング機能（PSF-400L2のみ）
チャンネルＡとチャンネルＢを同時に設定変更する機能です。トラッキングをONに設定したときは、チャンネルＢの値が自動的にチャンネルＡの値と等しくなります。その後は両チャンネルが同時に変化します。

●ディレイ機能（PSF-400L2のみ）
チャンネルAの出力ON/OFFに対して、チャンネルBの出力ON/OFFに遅延時間を設定することができます。